ご挨拶

 

代表挨拶

 MISに興味を持っていただき誠にありがとうございます。
 ホームページをご覧の皆様にMISについてより理解して頂くために、私たちの理念や活動内容をお伝えしたいと思います。

 MISが掲げる理念 ”Seed the future, Lead the world” は、将来を担う私たちのような学生が、国の垣根を超えて世界を引っ張っていく存在となるように種を蒔いていこうという精神を謳っています。 私たちが考える次世代リーダー像である、「主体的に問題を発見し解決することの出来る人材」を輩出するために、複数国の現地で社会問題と向き合い共にその解決に努めております。

 「国際系NPO」と聞くと、イメージとしては課題解決的・国際協力的な活動を思い浮かべる人が多いでしょうが、現地の学生との協働に価値を見出しているという点においてはかなり国際交流的側面も強くなります。
MISが大切にしている現地学生との協働とは、問題をひとつの国の観点からではなく複数の国の観点から見つめるという貴重な経験を得る機会です。
複雑化・多様化する現代において、異なる他者と問題を発見し適切に課題を設定することが出来るということは、どのような道を進む学生にも糧となるものです。

 現在MISは7期目を迎えましたが、私たちの活動に関心を持ってくれた多くの学生が加入してくれました。さらなる発展への資源は十分と言える一方で、主体的に活動が行うことができる環境づくりという、新たな課題の解決に私たちは努めなくてはなりません。

 プロジェクトチームが実行するプロジェクトの質的な向上のための取り組みは、フィードバックを活かして改善されてきています。
 しかしながら、団体内での知識の伝達やチーム同士の協力関係の構築といった、団体内部の相互作用を活性化させるための取り組みはまだまだ改善の余地があると感じています。
 今後も規模を拡大するとしても、一人ひとりの主体性を尊重し、自己実現を促すことができるような機会を提供する団体であるために、団体全体で意識的に取り組んでいく所存です。

 いつの時代も、次世代を担うリーダーが重要であることは間違いありません。
 MISが次世代リーダーを輩出していくためには、現地の協力団体も含め、活動に共感して頂ける多くの方のご協力も必要となってきます。
 MISのさらなる発展に向け、今後とも私たちの活動をどうか見守って頂けますと幸いです。

NPO法人MIS代表
黛 風雅

顧問挨拶

 NPO法人Multilateral Interaction with Students (MIS)は、2011年に東京大学の学部生が中心となって創設された社会活動サークルで、その後2013年に特定非営利活動法人(NPO)になり、現在に至っております。若者が国境を越えてつながりながら、グローバルな社会において政治・教育・経済・環境などの領域に分散する様々な問題を取り上げ、議論をし、解決のための行動を起こす活動を展開しております。
 MISの理念は“Seed the future, lead the world”です。この言葉には、若者同士で活動をしながら種をまき、やがては成長して世界貢献ができる人材に自らが育とうとする彼ら/彼女らの熱い志が込められております。MISは言葉だけではなく行動も伴う形で、その理念に基づき、様々な活動を続けてきました。そして次世代のリーダーを目指す人材を送り出しております。
 MISの活動の特徴は、素朴ながらも考え抜かれた活動方法にも見出すことができます。すなわち①問題発見 ②議論 ③実行 ④反省 のサイクルです。この簡単明瞭なサイクルならば、国境を越えて、少し言葉や文化が異なっても、すぐに理解を深め、MIS固有のコア・コンピタンスを形成できるのだと思います。組織としては、運営・渉外そして人財育成などを担う【ファシリテーション部門】と、具体的な活動展開を担う【ネットワーク部門】が国内および各国で展開するプロジェクトを統括する体制を整えております。活動範囲は、当初のカンボジアから、今ではミャンマー、マレーシア、インド、インドネシア、ベトナム、フィリピンなどにも展開しており、また取り組む問題についても、上記の領域から発展させ、新たに障がい者、防災といったテーマにも取り組んでおります。
 最近では2017年8月に、東南アジア諸国の学生会議を開催すべく「途上国の学生と社会問題を調査・議論する会議」プロジェクトを実施しました。これは、マレーシアにて1週間ベトナム、インドネシア、フィリピンの学生を招致し、日本を含めた計5カ国の視点から取り組むワークショップでした。交通費や運営費を賄うために、クラウドファンディングを試み、32人の方々から総額32万3000円を獲得して充実した活動を展開しております。まさに、2011年から地道に積み上げてきた活動が、世間でも認められるようになった証であると理解しております。
 また現在、各方面の有識者・関連団体及び省庁とご相談しながら、日ASEAN学生会議を企画しております。本企画は、日本と ASEAN 諸国の学生が2週間にわたって共同生活を送り、様々な議論とフィールドワークを行うもので2019年夏実施の見込みです。  当初、単なる学生交流サークルで終わりたくないと試行錯誤を続けていた学生たちの理想の活動が徐々に開花してきており、今後ますます展開が楽しみになってきております。これも学生たちを温かく見守る周囲の皆様の理解があってのことと思います。今後とも応援の程、よろしくお願いいたします。

2018年2月25日
東京大学大学院 総合文化研究科
関谷 雄一